【タイ】1日目 ワット・ポー
昨年の9月に、初めての一人旅で回ったタイ・カンボジア。いまやインターネットでタイ、バックパッカーと調べるだけでいくらでも現地の情報は手に入り、追体験ができます。それでも、実際に行ってみて感じること、起きた出来事、出会った人たちは、自分だけの一生の思い出です。インドに行く前に、その旅行を振り返りたいと思いますが、少しでも旅の面白さを感じ取ってもらえれば嬉しいです。
タイ国際航空は航空会社の満足度ランキング5位に入っているスターアライアンス加盟の、評判の良い航空会社です。
機内食は普通でしたが、CAの方はとても親切でした。深夜0時にフライトだったため、寝ている間に6時間程度で到着。
スワンナプーム国際空港です。綺麗な空港でしたが、市内までが西に30km。いろいろな手段はあったのですが、午前5時だったためタクシーで行くことにしました。
バックパッカー初心者だとこのあたりが甘いようですが、エアポートタクシーを信用して乗ったにも関わらず、料金は500B。1Bは約3円だったので1500円。日本の感覚で行けば安いものの、空港4階からメータータクシーに乗れば250Bと後から教えてもらいました。
とにかく、目的地のカオサンロードに到着。
ここはバックパッカーの聖地と呼ばれ、世界中から人が集まる安宿街です。初めてみたときは、これがカオサンロードか!という興奮と、でも思っていたよりかは…という複雑な気持ちでした。とにかく朝が早かったため、お店は開いていない、人はいないでそう感じるのも当たり前ですが。
お腹が空いていたので、適当に屋台で朝ご飯。得体のしれないスープに、生のマンゴー、よくわからない炒め物、着いて一時間もしないうちにお腹を壊しました。
恐ろしいのは、公衆トイレが有料であること。お腹が痛くてしょうがないのに、腹巻からお金を取り出すのは苦痛です。
有名なワッタナーさんの10Bラーメン、日本円で30円。とにかく安い、うまい。タイではお腹のことを考えずに、何でもひたすら食べてた記憶があります。
ホテルに荷物を預けてから、カオサン通りの近くにある有名観光スポット、ワット・ポー、ワット・プラケオへ。
タイの仏教寺院はとにかく金、金、金。
ラマ一世の遺骨が納められているワット・ポーの本堂。ワット・ポーは、アユタヤ時代の創建と伝わるバンコク最古の寺院です。
タイ式マッサージを伝えるもの。
有名な寝釈迦仏。この姿に、釈迦の悟りの境地、慈愛が感じ取れると言うのですが、
全長46m。すこしリラックスし過ぎではないでしょうか…
バラモン教の宇宙観が表現された凄まじい偏平足。
続いてワット・プラケオ、王宮です。
ワット・プラケオは王室専用の寺院で、エメラルド寺院とも呼ばれますが、エメラルド仏は撮影禁止で撮ることができませんでした。
ラーマーヤナ神話に登場する鬼(ヤック)と猿神(モック)が交互に台座を支えています。
ひととおり観光を終えてカオサンロードに戻ると、そこは無国籍地帯へと化していました。
クラブミュージックが爆音で流れ、大勢の人が行き来するその通りを見て、これからの旅がとても楽しみになったところで一日を終えました。