【シンガポールからマレーシア】移動方法 (マレー鉄道)
シンガポールからジョホールバル
シンガポールからマレーシアへ向かうには、バス、鉄道、飛行機の3つの手段が一般的。時間がなければ飛行機に乗るのが一番。
今回は、あこがれのマレー鉄道に一度乗ってみたかったので、鉄道の手段を選ぶことにした。
シンガポールから電車に乗ることも出来るものの、高速バスで国境(ジョホールバル)を越え、そこから電車に乗ると料金が3分の1くらいで済む。
そこで、まずはブギスにあるバスステーションへと向かった。
ブギスからジョホールバルへのバス
バスは随時運行されていて、到着して現地でチケットを買うと、すぐにバスが出発した。
料金
1.4シンガポールドル(120円ほど)
アジアな値段設定。
所用時間
国境までが30分
そこから駅のステーションまで10分
合計でおよそ40分
国境ではいったんバスを降りて、出国と入国の手続きをする。
陸路で国境を越えるのはひさしぶり。もっともポイペトに比べるとはるかに洗練された国境である。
シンガポールとマレーシア国間の行き来は、ICチップでタッチするだけという簡易な方法が採られている。
手続きを終えると、ゲートをくぐって再び同じバスへと戻る。
そして再び10分ほど走ると、ジョホールバルの駅に到着。
ジョホールバルは、シンガポールからの手軽な観光地としても有名で、時間があれば廻ってみたかった。
ここは16世紀末、マラッカ王国の王によって建国された地。
観光ルートとして、ジョホールバルからマラッカへと向かう事もできるし、その逆も多い。(マラッカ日帰り旅行)
ジョホールバルからクアラルンプール
チケットはカウンターで購入。
料金
ファーストクラスで64マレーシアリンギット(当時およそ1800円。)
菓子パンと水がついて、充電もできる座席。ファーストかどうか別として快適。
所要時間
およそ6時間
電車はほぼ定刻に出発。
座席はこんな感じ。
菓子パン(一例)。
電車の扉は開いていて、車窓からは自然が多く目に飛び込んでくる。アジアを感じることが出来る時間。
15時20分に出発して、クアラルンプールセントラルに到着したのが22時10分。
朝ホテルを出たのが10時過ぎだったので、丸1日かけての移動となる。
飛行機とたいして値段は変わらないにもかかわらず、時間はその何倍もかかる。
それでも、あくまでマレー鉄道に乗ることが目的であれば、とても満足のいく移動だった。