【インド】9日目 コルカタ
旅といえばハードスケジュールで、移動、移動を繰り返す僕も、このインドではすこし違っていました。
この日、朝起きたのは10時過ぎで、ほとんど正午になってから行動を開始。
毎日、気を張りつめていて疲れていたのかも知れません。
ビクトリア記念堂。イギリス統治時代、皇帝を兼ねていたヴィクトリア女王を記念して、タージマハルをモデルに純白の大理石で作られたそうです。
中を見学していると、日本について教えて欲しいと2人のインド人が話しかけてました。話をしながら後ろをぱっと振り返ると、もうひとりの連れが僕の鞄から財布を取ろうとしています。本人たちは否定しますが、怒ってその場を離れると、帰り際に別の外国人に同じ手口を。なんともたくましい詐欺集団です。
側溝の水たまりで体を洗う?
伝説の日本人宿、パラゴン
スーパーの入口にはどこにも金属探知機と、出口で品物のチェック。レシートと中身が合っているか確かめます。
コルカタは、バラナシやデリーと違い、蒸し暑いです。
ちょうど、春先の気候で、僕は花粉症にやられました。。。
さすがは元首都なだけあって、デリーよりも日常品の調達が容易でした。
日本から来た70代の方と話していると、「インドは思っていたよりも発展していた」と話されていました。
僕は日本の経済成長を見ていませんから、父や母が小さな時の日本はこんな感じだったのかと想像しながらインドを見ていたのですが、僕が思っていた時代よりもずいぶんと進んでいたようです。その方いわく、ちょうど日本で公害問題が取り上げられ、下水垂れ流しを改善しようという動きがあった時代、その時の日本と今のインドがかぶると聞きました。
これからこの国でインフラが整備され、後20年後には今の日本に迫る、それ以上の発展を遂げるのかと思うと、その時にまた訪れることが楽しみでもあり、同時に日本の将来に一抹の不安も覚えました。
僕がこの記事を何年も経ってから見たときのインドは、どうなっているのでしょうか?